歯科衛生士国家試験難易度

歯科衛生の国家試験を受かるには

歯科衛生士の資格を取得するためには、まずは歯科衛生士養成のための学校(専門、短大、大学)に通い、所定の授業を受け、所定の実習時間を満たし、国家試験受験資格を得ることが必要です。そして、毎年3月に行われる国家試験を受験し、見事合格すると歯科衛生士の資格が与えられ、歯科衛生士として働くことができるようになります。そこで気になるのが歯科衛生士国家試験の難易度。歯科衛生士国家試験は難しい?合格率は?歯科衛生士を目指す人なら誰でも気になる疑問にお答えします。

授業+試験対策で合格率アップ!

学校の授業をきちんと受け、期末試験をパス(もしくは補講などをきちんと受ける)すれば、国家試験に必要な知識は十分に得られているということになります。
また、歯科衛生士養成学校では最後の半年ほどは、徹底的な国家試験受験対策が行われます。学校の授業+試験対策で必要な知識は十分身につきます。

意外と重要?メンタルトレーニング

歯科衛生士国家試験は220問中132問の正答で合格となります。(第25回歯科衛生士国家試験データ)つまり88問間違えても歯科衛生士国家試験には合格できるのです。こう考えると、落ち着いて最後まで問題が解ければ、合格できる気がしませんか?
国家試験で不合格となってしまう人には、わからない問題があると、そこでつまずいてしまい、最後まで問題が解けずに試験時間が終わってしまった。焦ってマークシートがずれてしまっていてほとんどの問題が不正解と採点されてしまった。などと言うケースがあります。本番に弱い、緊張してしまうという人は、学校で行われる模試以外にも、個人で申し込める民間の模試も開催されていますので、積極的に参加して、メンタルトレーニングを行いましょう。

試験当日の体調管理に注意

試験は3月の初旬です。インフルエンザもまだまだ流行する時期。体調管理をしっかり行い、万全の体調で本番の試験に臨めるようにしましょう。歯科衛生士国家試験は、午前の部、午後の部とあり、長丁場です。体調不良の状態では本領発揮できませんので、体調管理に十分注意しましょう。

歯科衛生士国家試験の難易度についてお分かりいただけましたか?
学校に入りたてのころに国家試験の過去問題をみると、わからない言葉ばかりで難しく不安になってしまうと思いますが、3年(4年)間きちんと学校の授業を受けていれば、ほとんどの問題がすらすら解けるようになってきます。学校での勉強は大変ですが、国家試験合格を目指して頑張りましょう。